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健診センターへの転職を希望!役割と求められるスキルとは?

健診センターへの転職を希望!役割と求められるスキルとは?


病気を持っている人のケアをするばかりが看護師さんの仕事ではなく、病気の予防に関することも大切な仕事です。働く場所でいうと、健診センターがこの役割になります。

健診センターという言葉は聞いたことがあると思いますが、実際にどのようなことをするのかを理解している看護師さんは、意外と少ないかもしれませんね。

ここでは健診センターやそこで働く看護師さんの役割、仕事の内容、病棟にはないメリットなどをご紹介しています。
興味がある人はぜひ読んで、転職等の参考にしてくださいね。

【健診センターとは】

「けんしん」には、“健診”と“検診”のふたつの種類があります。
“健診”は、今の健康状態の把握や、病気予防のための検査、隠れた病気がないかを調べるものです。
職場での健康診断がこれに当たります。

それに対して“検診”は、特定の病気を見つけ、早期に治療するための検査のことを言います。
がん検診がこれに当たります。

さらに“健診”は、法律で受けることを義務付けているもの(学校や職場での健診)と、任意で受ける物に分けることができます。任意で受けるものを人間ドックと言っています。

1日の受診人数は、規模により差がありますが、大きめなところですと100名以上になります。
健診センターは楽というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、決して楽ではないと考えておく方が良いですね。

【健診センターで求められるスキル】

健診センターを訪れる人は、患者さんではありませんので、病棟や外来で接しているように、病気があるのが前提で接することはしません。
ですから、看護師さんに求められるものも、病棟とはやや違うものになります。

◎採血スキル

健診での採血は健診センターですることになります。
大きな病院では、外来での採血は採血室で検査技師さんがすることも多いのですが、健診センターは朝早くから行うことも多いですし、人数も多いため健診センターで看護師さんが行います。

大きな健診センターではひとりで100人近い人の採血をしなくてはいけないということもあります。ひとりの採血にかける時間は少ない方が良いですから、採血のスキルは必須です。

◎マナーや接遇のスキル

外来受診の人や入院している人は患者さんですが、健診センターに来る人はお客様です。ずっと病院で働いていた看護師さんは、この意識をまず変える必要があります。

極端な言い方をすると、看護師さんは接客をすることになるのです。言葉使いや接し方など、病院と同じということにはなりません。

そもそも来る人は病人ではありませんから、その部分の違いも理解しておく必要があります。
社会人としてのマナーを、改めて見直しておくと良いですね。

【健診センターで働くメリットとデメリット】

健診センターで働くことは、病院になりメリットもあります。それと共に必ずデメリットもあります。実際に働いてから、失敗したということにならないように、両方を考えて行動に移すことが良いですね。

◎メリット

・夜勤、残業がない

健診センターには入院はありませんので、当然夜勤はありません。
事前予約が必要ですので、当日になって健診者さんの人数が急に増えるということもほとんどなく、残業になることもありません。

・週末や祝日は休めるところが多い

全ての健診センターがそうではありませんが、土日祝日は休みという施設も多く、小さなお子さんがいる、家族の介護をしている、プライベートを優先したいという人には働きやすいですね。

・人間関係の悩みが少ない

病院の中に健診センターがある場合でも、独立していることが多く、他部門との連携は病棟や外来ほど密ではありません。

健診者さんは患者さんではありませんので、毎日や定期的に会うこともありませんので、患者さんやご家族との人間関係を作らなくてはいけないこともなく、その点ではひとつ悩みが少なくなります。

◎デメリット

・看護技術の上達はない

健診センターでの看護師さんの仕事は、問診、身体測定、視力検査、聴力検査、採血、診察介助、検査介助が主なものになります。

特別な看護技術は必要としないため、技術の向上は期待できません。病棟のように研修や勉強会もほとんどありませんので、知識面でも新しいものは入ってきにくくなります。

・お給料が安い

夜勤も残業もありませんので、病棟勤務と比べるとかなりお給料は下がると考えておいた方が良いですね。
夜勤手当の高いところで働いてからの転職の場合は、10万円くらいの違いになることもあります。

・やりがいを感じにくい

ほぼ決まった内容の仕事を毎日繰り返し行うため、やりがいは感じにくくなります。
健診者さんとゆっくり話をすることもありませんし、ほとんどの人がその後また会うとは限りません。
向き合う看護がしたいという人には、物足りなさを感じるかもしれませんね。

【仕事に何を求めるか?】

仕事に何を求めているのかによって、働く場所の選択は変わってきます。
自分にとってメリットとデメリットの、どちらに共感するかを考えてみてくださいね。

健診センターでは、時間通りの勤務ができて、健康を扱っているため看護師さんの精神的な負担も少なくなりなります。
プライベートの充実と精神的プレッシャーやストレスの軽減を求めて仕事をするには、良い環境と言えますね。