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看護師さんが適応障害と診断された時にすべきこととは?

看護師さんが適応障害と診断された時にすべきこととは?


適応障害という病名を聞いたことはあっても、自分には関係ないと思っている看護師さんもいるかもしれませんね。その思い込みは危険かもしれませんよ。

その病名から、新人看護師さんに多いのだろうと考えがちですが、これも危険な思い込みです。
看護師さんには新人さんだけではなく、どの年代でも適応障害になる可能性を秘めています。

ここでは、なぜ適応障害になってしまうのか?もし診断されたら仕事を続けることは可能なのか?などについてご紹介していきます。
自分のこととして読み進めてくださいね。

【看護師さんは適応障害になりやすい?】

適応障害は、ストレスによって心身に様々な症状が現れることです。
ストレスは新しい環境や状況に身を置くことで強くなります。ですが、看護師さんの場合は次のような理由から、どの年代でもストレスを強く感じることがあり、適応障害になってもおかしくないのです。

◎命と向き合う仕事

看護師さんの仕事は生命に関わることが非常に多くあります。そのため、心身共に緊張を強いられ、常にストレスを感じて仕事をしています。

◎不規則な勤務状況

夜勤をすることで、心身へのストレスも強くなります。経験が長い看護師さんでも、転職をして夜勤体制が変わることで、ストレスを強く感じることがあります。

◎部署異動がある

大きな病院であれば、数年おきに部署異動がある可能性があります。経験がある看護師さんも、初めての病棟や部署に異動になれば、そこでは新人です。このことが心に負担をかけてしまうこともあるのです。

【適応障害の症状】

適応障害の症状は、心と体の両方に現れてきます。

◎感情面

涙もろくなる
少しのことでもイライラする
不安感が強い
集中力がなくなる
強い緊張感

◎身体面

汗をかく
めまい
動機
倦怠感

◎行動面

朝起きられない
遅刻
無断欠勤
暴飲暴食

ひとつひとつの症状をみると、疲れが溜まった時などにもある症状です。その分、見過ごされることも多くなります。

仕事のストレスが原因の場合は、休みの日は症状がほとんどないが、仕事の日に強くなる傾向にあります。適応障害はストレスから離れることで、症状が改善されますので、初期では休みの日に症状が軽くなることがあるのです。

症状の現れ方などを誰かに話すと、甘えているというように言われてしまうこともありますが、決してそうではないことを理解しておく必要があります。

【適応障害と診断されたらすべきこと】

上記のような症状が続くようでしたら、早めの受診が必要です。
特に、仕事に行こうとすると症状が強くなる、職場に行くと症状が増えるという時は要注意です。
そして、適応障害と診断された時には、次のようなことをするようにしましょう。

◎身近な人に伝える

まずは味方を見つけましょう。ストレスになっていることを誰かに話しをするだけでも、ストレスが軽減されることがあります。特に女性はおしゃべりがストレス解消につながりますので、病名を話せる人には話しましょう。

◎仕事を休む

仕事でのストレスの場合は、ストレスから離れることが大切ですので、まず休職をして様子をみるようにしましょう。
ストレス源から離れること、これが一番すべきことです。

◎今の職場から離れる

職場そのものがストレスの場合は、転職や部署異動などを検討する必要があります。休職をしても症状が改善されない場合は、こちらの方法を考えましょう。

症状の進み具合にもよりますが、「ストレスから解放されて、6カ月以上症状が続くことはない」と、適応障害のガイドラインでは定義されています。それだけストレスの中にいることが、症状を継続させ、悪化させてしまう病気であるということです。

◎カウンセリングを受ける

ストレスの感度は人それぞれです。適応障害になった時には、その感度が強くなっていると言えます。
多くの人は、何らかの思考のパターンや、ストレスの受け止めパターンを持っています。

それを明確にし、ストレスと上手に付き合う方法をカウンセリングを通して探すことで、適応障害の再発防止にもつながります。

◎薬物療法

不眠や強い不安感などには、薬物療法を取ることもあります。しかし、適応障害に関しては薬物療法は対処療法であって、根本的な解決にはなりません。
どうしても症状が辛い時などは、医師と相談をしながら薬に頼ることも必要ですね。

【ストレスと戦わなくて良い】

心の症状が出た時に、「弱い」「甘えている」と言われることがあります。ですが、ストレスへの耐性は個人差があるため、周りに評価されることでもありません。

症状が出て辛い状態にも関わらず、もっとがんばろうとしてしまうことがあります。特に看護師さんは責任感が強い人も多く、仕事を離れることに罪悪感を抱く人もいます。

適応障害はストレスが原因で、ストレスから離れることで改善されるのです。これだけはっきりした対処方法があるのですから、戦うことをやめましょう。
これまでがんばってきた自分を受け止めて、心が元に戻るまでゆっくりと休ませてくださいね。