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夜勤実態徹底比較!夜勤は3交代制と2交代制どちらが働きやすいか?

夜勤実態徹底比較!夜勤は3交代制と2交代制どちらが働きやすいか?


看護師さんの仕事が大変と言われる理由のひとつに、夜勤があります。夜中も寝ることができず働くのは、経験した人にしかわからない辛さがあります。

働く病院、施設等で夜勤の勤務時間にやや差がありますが、ほとんどは3交代制か2交代制のどちらかになります。

就職や転職を考える際には、病院の規模や診療科と同じくらい、夜勤体制も気になることころではないでしょうか。どちらが働きやすくて体が楽なのか?少しでも良い環境や条件で働きたいと思いますよね。

ここでは、3交代制と2交代制の夜勤のメリットやデメリットから、どちらが働きやすいのかを比較しています。今後の参考にしてくださいね。

【夜勤環境は改善されている?】

看護師さんの夜勤は、以前は3交代制が多く、有床クリニックや高齢者施設などでは2交代制を取っているところが多くありました。

近年では大学病院を始めとして、公的病院や規模の大きな病院でも2交代制に移行している傾向にあり、約3割が2交代制の夜勤シフトになってきています。

その原因には、看護師さんの人材不足と、夜勤手当の削減などの理由がありますが、長時間の拘束が強いられますので、負担が大きいと感じている看護師さんもいます。

看護師さんの健康やインシデント防止の点から、日本看護協会では夜勤をする看護師さんのためのガイドラインを作っています。夜勤回数や勤務日数、休みの目安などが書かれていますが、その後の調査ではガイドライン通りに勤務体勢を取っている病院や施設は決して多くありません。

特に夜勤に関しては、連続して夜勤をしなくてはいけない、夜勤から夜勤の間隔が短い、夜勤回数が多いなどの現状が見られます。

長年夜勤に関する意見交換がなされ、夜勤負担の軽減が言われていますが、なかなか理想通りの環境は整っていないのが現実ですね。

【3交代制夜勤のメリット】

大学病院や大規模な病院で多い3交代制の夜勤のメリットについてみていきましょう。

◎勤務時間が短い

3交代制では日勤、準夜勤、深夜勤の3つに区分けしているため、どの勤務も8時間ずつの勤務時間になります。
忙しくて休憩や食事時間が取れなかったとなっても、8時間ですとあっという間に終業時間になります。
この時間の短さが、3交代制の最大の魅力かもしれませんね。

◎精神的な負担が少ない

夜間は急変があってもすぐに医師が来られないことも多く、看護師さんだけで対応しなくてはいけないこともあります。
そのため精神的な負担は大きくなりますが、勤務時間が2交代制よりも短いために、この負担もやや軽減することができます。

◎集中力が続く

2交代制よりも3交代制のほうが、夜間のヒヤリハット発生率が低くなっています。勤務時間が短いことで、集中力が続いている状態で仕事をすることができるのです。

【3交代制夜勤のデメリット】

次に、デメリットについてです。

◎勤務間隔が短い

3交代制の場合は、「日勤→深夜勤」や「半日→深夜勤」「準夜勤→日勤」という勤務もあるため、勤務の間隔が短くなることが多くあります。

そのため、疲れが取れないまま次の勤務時間になるということもしばしばあり、身体的な負担が大きく感じる看護師さんもいます。

◎休みが少なく感じる

休みのほとんどが夜勤とセットになっているため、せっかくの休みも深夜勤に向けて体を休めるために使ったり、準夜勤明けで寝て終わるということもあります。

夜勤回数も月に8~10回ありますので、連休を取りにくく、プライベートの時間を充実させにくくなります。

◎体内サイクルが狂いやすい

寝る時間も帰る時間もバラバラです。何か予定があったりすると、ほとんど寝ないで夜勤に行かなくてはいけない場合もあり、体内サイクルを整える暇がありません。
睡眠に関する悩みや慢性的な疲れの訴えなども、3交代制の看護師さんの方が多くなっています。

【2交代制夜勤のメリット】

2交代制の夜勤は、慢性期の病院や有床クリニック、施設などで多くなっています。
近年増えてきているということもあり、どのようなメリットがあるのか注目をしている看護師さんも多いのではないでしょうか。

◎プライベート時間が作りやすい

夜勤明けの翌日が休みというところが多く、次の勤務までの時間が確保できます。上手く他の休みと合わせることで、連休を取りやすくもなります。
昼間の自由な時間の増えますので、プライベートな時間の確保がしやすくなります。

◎ひと月の夜勤回数が少ない

2交代制の場合、ひと月の夜勤回数は4~5回が多くなっており、日数だけを見るとそれほど多く感じないという看護師さんが多くいます。
夜勤の回数が少ないというのは、ママさん看護師さんにとっても、子供の預け先を考えなくても良いので働きやすく感じますね。

◎深夜の通勤がない

3交代制の場合は、深夜に通勤がありますが、2交代制の場合はそれがありません。
女性にとって深夜の出勤は怖く感じることもありますので、防犯の面でも安心感がありますね。

◎夜勤手当が高い

3交代制に比べると拘束時間も長くなりますので、その分1回の夜勤手当が高くなります。
深夜勤ばかりをしない限り、2交代制の方が手当が高くなり、必然的にお給料も増えます。

【2交代制夜勤のデメリット】

最後に2交代制のデメリットです。
一見すると、3交代制よりも2交代制の方が良く感じるかもしれませんが、デメリットもありますので、確認しておく必要があります。

◎勤務時間が長い

2交代制の場合の勤務時間は16時間~17時間です。非常に長い時間拘束されます。朝になると集中力が低下し、インシデントの可能性が高くなったり、ヒヤリハットの発生が多くなってしまいます。

◎休憩時間・仮眠時間が取れない可能性がある

2交代制の場合は、休憩や仮眠時間を取ることがありますが、忙しくなると取れないこともあります。食事もほとんど取れない状態で朝を迎えたという経験をしている看護師さんも多くいます。

2交代制の病院では、仮眠を取れる専用スペースがあるところは少なく、半数以上の病院で仮眠室がない、仮眠室はないが横になるスペースがあるという程度です。
もし仮眠を取れる時間があったとしても、落ち着かない状態で仮眠を取らなくてはいけない状況にあります。

◎精神的・身体的負担が大きい

勤務時間が長いということは、心身への負担も大きくなります。16時間以上緊張をした状態で過ごさなくてはいけないのです。
休憩や仮眠が取れない場合は、心身共に疲れて家に帰ったらベッドに直行ということもあります。

【年齢も考慮しながら考える】

いかがでしょうか。
3交代制と2交代制のメリットとデメリットをご紹介しましたが、どちらが自分に合っていると感じましたか?

どちらの体制が働きやすいかは、メリット・デメリットだけではなく、年齢的なことも関わってきます。
2交代制の場合は勤務時間が長くなり、集中力を保つのも大変ですし、ひと勤務での疲れ方も違いますから、年齢が上がっていくと、辛いと感じる人が増えてきます。

年齢や体力の状態を考えながら、働き方を考えていく必要も出てきます。
夜勤での疲労は看護師さんにとっては、どの年齢でも悩みのひとつになっていきます。

どちらかが働きやすくて、どちらが働きにくいということはなく、短い時間で働く方が良いのか、長い勤務時間でもプライベートを充実させたいのかという、考え方によっても選択肢が変わってきます。

自分のライフスタイルに合わせた夜勤体制を選んでくださいね。